kodomo_mirai_49’s blog

こどもお悩み相談員 ちゃあです

こどものりんご病について

りんご病はほっぺがりんごみたいに赤くなる病気です🍎
あまり聞き覚えのない方も多いかもしれませんが、
本日はりんご病についてお伝えします。

りんご病は伝染性紅斑という病気です。
学童期前後のおこさん(5~9歳)に多くみられ、ヒトパルボウイルスB19のウイルスによる感染症です。

★感染について
飛沫感染、母子感染し、潜伏期間は平均で16日です。
感染力が発疹が出るまえの潜伏期間に強いという特徴があります。

★症状
微熱や頭痛、風邪症状などが出現し、頬に少し隆起したじんましんのような紅斑が出現します。また、四肢に多型性紅斑から網型、レース状紅斑になり、1,2日で消失します。

★合併症
重症の貧血を生ずることがあります。

また、妊娠感染により、胎児の異常(胎児水腫)及び流産することがあります。妊娠前半期の感染のほうが危険であると言われていますが、妊娠後半期でも胎児感染は生ずるとの報告はあります。
一方で妊婦の感染が即胎児の異常に結びつくものではなく、妊婦の風疹感染ほどの危険性は少ないと言われています。
妊婦の感染が分かった場合は超音波断層検査などで胎児の状態を把握するよう、かかりつけ医に相談しましょう。

妊婦の半数以上は免疫がないといわれています。
りんご病の診断をうけたおこさんが、症状出現から遡って1か月くらいの間に妊婦さんとの接触があった場合は、必ず妊婦さんに連絡してくださいね☺

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