kodomo_mirai_49’s blog

こどもお悩み相談員 ちゃあです

こどものプール熱について

手足口病ヘルパンギーナと続いて、夏かぜと言われるプール熱咽頭結膜熱です。
夏に多く、プールを介して流行することが多いということでプール熱と言われていました。現在は塩素消毒が不十分な水を介した感染より、飛沫感染接触感染によって感染すると言われています。
今日はプール熱についてお伝えします。

プール熱アデノウイルスによる感染症です。
幼児期から学童期のおこさんに多く見られます。
潜伏期間(感染してから症状が出るまでの期間)は2~14日です。
接触感染や飛沫感染が主となります。
症状が出る初期の数日間にウイルスの排出が多いですが、
アデノウイルも手足口病ヘルパンギーナのウイルスと同じで、
ウイルスの排出期間が数か月続くこともあります。

★症状
高熱(39~40℃)や咽頭痛、頭痛や食欲不振、咽頭の発赤や頸部や後頭部リンパの腫脹・圧痛などの症状と目の症状として、目の結膜充血・涙が多くなる・眼脂(めやに)などの症状が出ます。

★治療
対症療法といって症状にあわせた治療を行います。

★予防
一般的な予防として手洗いの励行を行います。
アデノウイルスにおいても手足口病ヘルパンギーナのウイルスと同じでアルコール消毒の効果が低いと言われています。
しっかり石鹸で手洗いをしていただく、タオルなどの共有を避けることで予防をしていただきたいです。

★登園基準
発熱、咽頭炎、結膜炎などの症状が消失した後、二日を経過するまでという基準がありますが、おこさんの症状の程度は個々に異なる為、かかりつけ医に相談しましょう。

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