kodomo_mirai_49’s blog

こどもお悩み相談員 ちゃあです

こどものヘルペスについて

ヘルパンギーナは夏かぜといわれる乳幼児に多いウイルスの感染症です。春から夏に発生し、夏にピークを迎えます。
今日はヘルパンギーナについてお伝えします。

コクサッキーウイルスA軍ウイルスによる感染症ですが、潜伏期間(感染してから症状が出るまでの期間)は3~6日です。
昨日お伝えした手足口病と同じで、咳や鼻汁から1~2週間、便からは数週間から数か月間ウイルスが排出されると言われています。

 

★症状
突然の発熱(39℃)や咽頭痛があり、のどに赤い発疹が出て、水疱になっていきます。
口やのどの症状は手足口病の初期とよく似ているので
ヘルパンギーナかな?と思っていたら、手足に発疹がでて
手足口病だった、ということもあります。
また、のどに発疹が出ることから、食べたり飲んだりすることが難しくなる子が多いです。
果汁100%などのしみるような飲み物でも嫌がるおこさんもいます。なるべく刺激が少なく、おこさんが食べやすい飲みやすいものをあげてほしいです。

 

★治療
対症療法といって、症状にあわせた治療を行っていきます。

 

★予防
基本的な感染症の予防として、石鹸で手洗いをし予防します。
ヘルパンギーナのウイルスも手足口病のウイルスと同様に
アルコール消毒の効果が低いと言われています。
ただ、ウイルスの排出期間は長くなることもあるので、しっかり手洗いを心掛けていただきたいです。
また、タオルの共有を避けるなどの工夫も必要です。

 

★登園基準
ウイルスの排出期間が長いので、全身状態が安定していれば登園は可能になります。
ただし、罹患中の状態はおこさんによって異なるため、いつから登園可能かどうかはかかりつけ医に相談しましょう。

明日も夏かぜのひとつといわれるプール熱について
お伝えしようと思いますので、よろしくお願いします🌞

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