kodomo_mirai_49’s blog

こどもお悩み相談員 ちゃあです

こどものヘルペスについて

ヘルペスはみなさん聞きなれている病気かとは思います。
こどもにも感染するウイルスの病気です。
今日は単純ヘルペス感染症についてお伝えします。

単純ヘルペス感染症とは、単純ヘルペスウイルス1型・2型の感染症です。1型は主に口、顔周辺の皮膚に症状が出現し(口腔ヘルペス)、性器ヘルペスは2型のウイルス感染で、症状は軽症から重症まで様々です。
新生児ヘルペスは妊娠中の母親から産道感染により、血液を介して新生児の全身の臓器にウイルスが広がってしまい、重症化して、肝機能障害・呼吸障害・脳炎を引き起こす場合があります。
また母親は無症状の場合もあるため、早期発見で治療をする必要が出てきます。

★症状
口腔ヘルペスの場合、接触感染により感染し、口内炎や口の周辺に水泡が出現します。
アトピー性皮膚炎のこどもの場合は全身に水泡が多発する(カポジ水痘用発疹症候群)場合があります。
新生児ヘルペスの場合は後遺症が残ってしまうことがあるので、新生児にヘルペスをうつさないよう予防も必要です。

★治療
抗ウイルス薬の内服、静脈注射、塗り薬を症状に応じて使用します。

ヘルペスウイルスの特性
初回感染からウイルスの潜伏感染状態が続き、再活性に伴って再発することがあります。
大人がヘルペスに罹っている場合、こどもが接触しない留意が予防に繋がります。

毎日こどもに関するライブ配信中です🌞